Q-Successから2019年4月のWebサイト向けLinuxディストリビューションのシェアが発表された。2019年4月はUbuntuがシェアをキープし、DebianとCentOSがシェアを減らした。
DebianはQ-Successの計測結果が発表されるようになってから、減少傾向が続いている。CentOSは2018年10月までは持ち直す姿勢を見せたが、それ以降は減少する傾向が続いている。
順位 | プロダクト | 今月のシェア | 先月のシェア | 推移 |
---|---|---|---|---|
1 | Ubuntu | 38.3% | 38.3% | = |
2 | Debian | 21.8% | 22.0% | ↓ |
3 | CentOS | 17.6% | 17.7% | ↓ |
4 | Red Hat | 2.2% | 2.2% | = |
5 | Gentoo | 1.9% | 2.1% | ↓ |
6 | Fedora | 0.5% | 0.5% | = |
7 | SuSE | 0.4% | 0.4% | = |
8 | Scientific Linux | 0.1% | 0.1% | = |
UbuntuはWindows 10で簡単に実行できるようになったことにより、Windowsデスクトップというプラットフォームにおいても簡単に利用を開始できるLinuxディストリビューションというポジションを獲得しつつある。Windows 10でLinuxを実行する機能であるWSLも改善が進んでおり、今後も注目される状況が続くと見られる。