シャープは3月1日、「ネットワークプリント」サービスにおいて、LINEのトークルームにPDFファイルを送信することで、コンビニエンスストアのマルチコピー機から簡単に印刷できるサービスの提供を開始した。これにより、従来の写真(jpgおよびpngファイル)印刷に加え、ビジネス文書などで利用頻度の高いPDFに対応することで、利便性が向上するという。

新サービスは、会員登録や専用アプリのインストールが不要で、スマートフォンやタブレット端末のLINEアプリからネットワークプリントのLINE@アカウントを友だちに追加するだけで、利用できる。

印刷したいPDFファイルをLINEのトークルームに送信し、折り返し送られてくる「ユーザー番号」をコンビニ店舗のマルチコピー機に入力することで簡単に印刷を可能としている。

また、トークルームに送信した写真やPDFファイルの履歴、印刷に必要な「ユーザー番号」を一覧表示できる「マイボックス」機能も新たに追加した。トークルームをさかのぼることなく、印刷に必要な情報をすぐに確認できるという。

  • 「マイボックス」の画面イメージ(スマートフォン)

    「マイボックス」の画面イメージ(スマートフォン)

取り扱いコンビニエンスストアはセイコーマート(PDFファイル印刷のみ)、ファミリーマート、ローソンの全国約3万店舗(一部利用できない店舗あり)、対応ファイル形式はjpg/png/pdf、登録可能ファイル数はjpg/pngが3ファイル、pdfが1ファイル、1ファイルあたりの上限容量が10MB、ファイル保存期間は8日間。