三越伊勢丹と富士通マーケティングは、伊勢丹新宿本店において、ロボットとデジタルサイネージを連動させた展示を2月20日から3月5日まで実施すると発表した。

富士通のコミュニケーションロボット「ロボピン」を採用し、2月20日にデザインを変更した伊勢丹の包装紙「radiance(ラディアンス)」のデザインコンセプトを「ロボピン」がデジタルサイネージの映像と連動しながら紹介する。

  • ロボピンの展示イメージ(※実際の展示デザインとは異なる)

「ロボピン」の動作設定には、人の動きをデータ化して、映像や音楽と連動したコンテンツとして編集するツールを採用。人の動きから動作データを生成することで、ロボットの滑らかな動作を可能にする。

三越伊勢丹で店員の接遇指導を行うインストラクターから、お辞儀や案内の所作などの動作データを収集して、「ロボピン」の動作を設定し、新たな顧客体験を提供する。

富士通グループでは、今回の「ロボピン」を利用した展示方法が、従来のデジタルサイネージなど映像で訴求する場合と比較して、新たな販売促進手段としての有効性を検証する。