メルカリは1月31日、2018年1月1日から12月31日にわたり、フリマアプリ「メルカリ」で売却経験のある利用者約250万人を対象に実施した、売上に関する利用動向の調査結果を発表した。
1人当たりの平均月間売上額は1万7348円であることがわかったという。年代・性別に分けると、60代以上の男性が3万1960円と最も高く、これに60代以上の女性が2万9788円、40代男性が2万4639円と続いている。
また、男性は比較的単価の高いものを売却し、女性は手頃な価格のものを多く売却する傾向にあるため、各年代で男性のほうが平均売上額が高いという結果になった。
年代・性別に分けて売上額が高いカテゴリーを調査した結果、10~20代の男性はトレーディングカードやテレビゲームなどの売上額が高く、30~40代はアパレルの中でも比較的高値のジャケットやアウターを売却していることがわかった。50代以上になると、さらに単価の高い時計やPC・タブレット、またゴルフといった趣味に関するグッズが売却されている。
一方、10~20代の女性はタレントグッズやおもちゃなどを売却しているほか、10~30代の女性は子供のおもちゃを中心に現金化していることがわかった。また、30~50代はバッグやアクセサリーなどの装飾品を、60代以上は着物や食器といった家に眠っている物を出品していることが明らかになった。