HowtoForgeに12月11日(米国時間)に掲載された記事「Linux type Command Tutorial for Beginners (with Examples)」が、コマンドのパスや種類を調べる組み込みコマンド「type」の使い方を伝えた。typeはシェルの組み込みコマンドで、コマンドの種類(コマンド、エイリアス、関数、組み込みコマンドなど)に加え、コマンドパスなどを表示することができる。
紹介されているtypeの主な使い方は次のとおり。
環境によっては、「同じ名前のコマンドが異なるパスにインストールされている」「コマンドと同じ名前のエイリアスが設定されている」「組み込みコマンドと同じ名前のコマンドがファイルの形でインストールされている」といったことがある。
こうした環境では、現在どのコマンドが実行されているかがわからなくなることがあるほか、エイリアスでオプションが設定されているためにユーザーの意図とは異なる動作のコマンドを利用していることなどがある。そうした場合、typeを利用すると、利用中のシェルで実際にどのコマンドがどのオプションで使われているのかなどを簡単に調べることができる。