クラウドネイティブのマシンデータ分析プラットフォームを提供する米Sumo Logicは10月4日、Sumo Logicジャパンを設立し、同社のカントリーマネージャーにロバート・スチーブンソン氏が就任したと発表した。また、クラスメソッドと国内販売代理・システムインテグレータ契約を締結したことも併せて発表した。
同社では、大規模なマルチテナントや分散されたクラウドシステムに対応し、第3世代ビッグデータ分析を支えている構造化データと非構造化データをネイティブに取り込み、リアルタイムで分析するSaaS型マシンデータ分析プラットフォームを提供。膨大な量のデータを収集・分析し、グローバルにおいて2000社の顧客を抱え、1日あたり100万PB(ペタバイト)以上のデータ分析、3000万件を超える検索結果、数百万件のインサイトを提供している。
国内における営業体制は、同社によるハイタッチとチャネルパートナーの協力を得たハイブリッド営業を進める。特に、AWS(Amazon Web Services)のAPNプレミアコンサルティングパートナーであるクラスメソッドとのパートナーシップの締結は、Sumo Logicにとってアドバンテージになるという。
また、サポート体制に関しては日本語によるローカルサポートを予定しているほか、日本法人の設立に伴い2018年内に国内における顧客のログデータは国内のAWSのアジアパシフィック(東京)リージョンで保管を計画。これにより、情報が海外に保存されることによる現地の法執行機関が検閲する可能性、応答時間、障害対応などを懸念する顧客の不安を払拭するとしている。