日本バレーボールリーグ機構(以下、Vリーグ機構)は14日、新生Vリーグへの転換に伴い、日本電気(以下、NEC)の集客施設価値向上ソリューションを活用したアプリを新生Vリーグの開幕に合わせて提供開始することを発表した。
今回Vリーグ機構が提供を開始するVアプリは、Vリーグのファンが知りたい情報や、アリーナ来場時に便利で楽しめる各種サービスを提供する、Vリーグ公式スマホアプリ。
具体的には、チームや選手、試合スタッツの情報やアリーナ内限定映像の配信、電子スタンプを活用し来場回数に応じたクーポンの発行など、試合の有無に関わらずファンとVリーグがつながるコンテンツが用意される。
また、同機構は、このアプリから収集した各種データを見える化した運用者向けダッシュボードをもとに、例えば、ファン毎の興味に合わせた選手情報や動画コンテンツを配信するなど、ファンのニーズに合わせたサービスを提供していくとしている。
将来的には、顔認証を活用したスムーズな入場や、並ばず席からスマートフォンで注文できる飲食オーダリングといったサービスの拡充を図るとともに、蓄積されたデータをNECの最先端AI技術群「NEC the WISE」を活用し分析することで、効果的な集客施策の立案とより強固なファンエンゲージメントの醸成を目指すということだ。