富士通ネットワークソリューションズは9月3日、Windows 10を導入する際の課題であるWindows Updateによるトラフィック急増を解決するソリューション「ダウンロード最適化 for Windows Update」の販売を開始した。

「ダウンロード最適化 for Windows Update」は、Relay2製のWi-Fiアクセスポイントに実装した自社開発の専用アプリケーションとキャッシュ機能により、Windows Updateによるトラフィックを削減する。

具体的には、Wi-Fiアクセスポイント内に実装されたアプリケーションとキャッシュ機能を併用することで、1台目のパソコンがダウンロードしたファイル(KBファイル)をWi-Fiアクセスポイント(RA250)内に格納し、2台目以降はWi-Fiアクセスポイントからクライアントの間だけで配布が可能となり、ダウンロード時間を大幅に短縮することができる。

また、Wi-Fiアクセスポイントからクライアント間のファイル配布となるため、社内ネットワーク回線の帯域を圧迫することなく、ネットワーク帯域の最適化を実現するとしている。

  • 「ダウンロード最適化 for Windows Update」導入前後のイメージ

価格(税別)は、「アクセスポイントRA250(128GBモデル)が18万8000円、「クラウドWi-Fiサービスライセンス(1年ライセンス)」が3万5000円、「機能拡張オプション for Windows Update(1年ライセンス)」が1万3000円となっている。