みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)、Blue Lab、グルーヴノーツの3社は、ビジネスの垣根を越えた新規ビジネス共創を目的に「OPEN AI LAB TOKYO」を開設することを発表した。
みずほFGは、金融関連の先端技術やイノベーション加速のためのラボ「FINOLAB」(三菱地所、電通、電通国際情報サービスと協業)やラボ内施設「Mizuho Creation Studio」によるスタートアップ企業との協業など積極的にイノベーションに取り組んでいる。
2016年の中期経営計画には「進化する“One MIZUHO”~総合金融コンサルティンググループを目指して~"」が掲げられており、先端テクノロジーや新ビジネスモデルの構築への取り組みもこの中に含まれている。今年5月には、日本初になるというブロックチェーン特化型コワーキングスペースの協賛、富士通スタジアム川崎におけるIoT決済の実証実験、福島県富岡町におけるキャッシュレス構想の実現のための実証実験の開始など実践的な検証への取り組みを増加させている。
今回、AIなどを活用したビジネスモデル事業化を進めるBlue Labや新たにプログラミング技術や専門知識がなくても利用できる機械学習プラットフォーム「MEGELLAN BKOCKS」を開発・提供するグルーヴノーツとともに新たなラボの開設を発表。18日にはキックオフイベントをスタートし、AIを活用したビジネスの現在の環境や状況の講演などが予定されている。