ぷらっとホームは5月9日、Azure IoT Edgeに対応したPlat’Home IoT Gateway Software「FW3.1」(以下、 FW3.1)の提供開始を発表した。

FW3.1は、IoTゲートウェイ製品OpenBlocks IoT Family用のソフトウェア。FW3.1ではDockerコンテナに関する機能を強化し、Dockerコンテナの追加削除・起動停止などのDockerマネジメント管理機能や、MicrosoftのAzure IoT Edge管理機能を新たに追加した。

Dockerマネジメント機能は、DockerコンテナのマネジメントもWeb UIで行え、Dockerイメージ共有サービス「Docker Hub」で公開されているDockerイメージをデプロイする機能や、 自身で構築したDockerイメージのプライベートレジストリからデプロイする機能を搭載し、様々なDockerイメージを利用できる。また、Dockerコンテナのデプロイや起動・停止・リソース割当などの操作もWeb UI上から操作可能。

  • DockerマネジメントのWeb UI画面

Microsoft Azure IoT Edgeをサポートすることで、Azure Streaming AnalyticsやAzure Machine Learningといったデータ処理をOpenBlocks IoT上で実行する事ができ、PDHMSとAzure IoT Edge間のデータ連携も可能。 例えばPD Handlerで収集したセンシングデータをAzure IoT Edgeでデータ解析といった事もできる。

  • Azure IoT edgeマネジメントのWeb UI画面

また、FW3.1は、 視覚的に操作可能なWebUIを持ち、センサー・デバイス接続、 各種クラウドサービス接続などのPDHMSの背管理、 Dockerコンテナのデプロイや割り当てリソース設定、 Microsoft Azure IoT Edgeの導入・モニタリング・IoT Edge Runtime Module更新が行える。