日立ソリューションズは4月12日、テレワーク中の業務状況を可視化し、組織マネジメントを支援するシステム「Work Time Recorder(ワークタイムレコーダー)」を4月16日より提供開始すると発表した。

同サービスは、PCにインストールすることで、利用したアプリケーションやシステムを自動で記録し、テレワーク利用者が「Skype for Business」のクライアントに随時、登録する業務の開始・終了時刻や、勤務場所、業務内容、プレゼンスの情報を合わせて、業務報告書を自動作成する。

  • ワークタイムレコーダーの画面

    ワークタイムレコーダーの画面

また、PC内の「ワークタイムレコーダー」が1時間に3回、画面を自動でランダムにキャプチャし、時系列に記録したレポートを作成。これにより、本当に仕事をしているのかという管理者の不安や、さぼっていると思われるのではないかというテレワークの利用者の不安をともに払拭することが可能だ。

そのほか、「Skype for Business」のクライアントの画面上で、テレワーク利用者が「ワークタイムレコーダー」に登録した勤務場所や業務内容、現在連絡可能かどうかのプレゼンスをチームメンバーとリアルタイムに共有することができる。

「ワークタイムレコーダー」の提供形態はクラウド(Office365)で、初期導入サービスは20万円~、月額利用料は1000円/人・月(いずれも税別)。