TISインテックグループのTISは3月26日、「スポーツ産業およびその周辺市場への価値創造」をテーマとしたアクセラレータプログラム「SPRING UP! For Sports」の参加企業の募集を開始することを発表した。
「SPRING UP! for Sports」は、参加するスタートアップ企業とTISが、スポーツ産業やその周辺市場をターゲットに、両社のリソースをもとに事業/サービス案の仮説検証し事業化を目指す、約3カ月間のアクセラレータプログラム。関西1部リーグに所属する社会人サッカークラブ「アミティエSC京都」を運営するアミティエ・スポーツクラブ京都の協力のもと、「アミティエSC京都」のクラブチームのリソース(選手、監督、ファンクラブ、グラウンドなど)を利用して実証実験を通じた事業/サービス案の検証作業などを実施できる。
募集するのは、新しいコンテンツや視聴体験を提供する「観戦体験の創造」、運動中の対話などを実現するための「ツールや環境の開発」、健康管理やタレントマネージメントなど「パフォーマンスの最大化」、コミュニティやSNSなど「つながり強化」、eSportsやVRなど「新たなスポーツ市場の創出」の5テーマ。TISでは、スポーツ領域でのIT技術の活用、当該領域のIT技術の他分野での活用に着目し、新たなサービス/事業機会の創出に取り組んでいく。
期間は2018年5月上旬から2018年7月下旬。参加企業の応募期限は2018年4月20日までだ。申し込みは専用ページから必要事項を記入して応募する。
アミティエSC京都は、選手やスタッフなどの人的リソースと、備品や練習グラウンドなどのリソースを提供。TISは運営資金やコワーキングスペースといったサービス開発リソースや、大企業へのアプローチなどのマーケットアクセスを提供する予定だ。