ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)は2月22日、スマホ決済サービス「YOKA!Pay」(よかペイ)について、福岡銀行では2018年3月1日から、熊本銀行および親和銀行では2018年度上半期を目処に導入すると発表した。

連携のイメージ

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「YOKA!Pay」は、クレジットカードなどのカード決済や事前入金が必要となる電子マネーとは異なり、「スマホを使った銀行口座からの即時引き落とし」が可能な決済手段。FFG各行の「YOKA!Pay」は、横浜銀行のスマホ決済サービス「はまPay」と連携し、お互いのユーザーがお互いの加盟店で相互利用可能な銀行Pay(マルチバンク対応)を実現する。

個人ユーザーは、スマホアプリを通じた銀行口座からの即時引き落としによる支払いが可能。加盟店は、専用の決済端末が不要で、タブレットにダウンロードするアプリ(加盟店向けアプリ)上で決済が完了し、売上代金の早期回収が可能になるうえに、クーポン配信や販売履歴を利用したプロモーション展開などの販促活動も可能だ。また、中国の決済サービス「Alipay決済」機能を搭載し、中国人観光客の需要にも対応できる決済環境を提供する。

  • サービスのイメージ

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今後も、他の金融機関との連携により銀行Pay(マルチバンク対応)の拡大を進めていくとしている。