GMOインターネットグループでアドテクノロジー事業、メディアセールス事業を展開するGMOアドマーケティングは2月7日、オウンドメディアやタイアップ記事などのコンテンツ集客に特化した広告配信プラットフォーム「ReeMo by GMO」を自社開発したことを発表した。
同サービスでは、コンテンツ集客に特化した独自のアルゴリズムにより、配信するコンテンツ内容に興味を持つ可能性が高いユーザーや、相性の良い記事を推定し、効果的に配信を行うことができる。このアルゴリズムは機械学習を随時行いながら最適化されるため、配信を重ねるほどに精度の高い配信が可能になるという。
また、GMOアドマーケティングが媒体向けに提供しているコンテンツレコメンドウィジェット「TAXEL(タクセル) byGMO」の広告枠に対しては、細かなコンテンツ消費データを利用した配信が可能。これにより、新規ユーザーへのアプローチは、新しい記事が公開された際に前回の記事を閲覧したユーザーを呼び戻すなど、ユーザーとのエンゲージメント向上を図ることも可能だという。
国内主要インフィード広告枠に配信可能で、GMOアドマーケティングが媒体向けに提供している収益最大化プラットフォーム「GMO SSP」や、Googleが提供している「DoubleClick Ad Exchange」とRTB接続を行っており、多数のインフィード広告枠へコンテンツ広告を配信することができる。RTB接続先は、今後順次拡大予定だという。
広告主は広告配信先のドメイン指定により、コンテンツの内容や自社のブランドイメージに適した媒体を自由に選択することができ、配信先ドメインごとの読了率やコンバージョン率等のレポートも管理画面上で閲覧できる。
そのほか、アドフラウド対策プラグイン「Black Heron」およびブランドセーフティソリューション「Black Swan」を提供するMomentumや、インティメート・マージャーとの連携も予定しており、ブランド価値を損なうことなく、適切なユーザーに適切な場所でコンテンツを届けることができるとしている。