Stack Overflowは2018年1月22日(米国時間)、「Remote Work in the 2017 Developer Survey - Stack Overflow Blog」において、2017年におけるプログラミングのリモートワークに関するデータを発表した。これによれば、従業員数が少ない企業ほどリモートワークを実施している割合が高いとしている。従業員が10名以下の企業では15%強ほどがリモートワークを採用しており、従業員が1000以上になると4%ほどまで割合が落ちている。

国別にリモートワークの割合を見ていくと、ロシアにおけるリモートワークの割合が20.5%と高く、逆にスウェーデンやベルギーは4%未満にとどまっている。また、カナダ、フランス、ドイツ、英国、米国においては、リモートワークのプログラマの方がプログラミング経験が長いことが明らかになった。

  • 企業従業員数とリモートで作業している従業員割合の関係 - 資料: Stack Overflow提供

    企業従業員数とリモートで作業している従業員割合の関係 - 資料: Stack Overflow

  • コーディング経験とリモート作業との関係 - 資料: Stack Overflow提供

    コーディング経験とリモート作業との関係 - 資料: Stack Overflow

  • リモートでの仕事をフルタイムで実施している従業員の国別割合 - 資料: Stack Overflow提供

    リモートでの仕事をフルタイムで実施している従業員の国別割合 - 資料: Stack Overflow

Stack Overflowでは、小企業ほどリモートワーカーが多い理由について、起業当時はオフィスを設けずに仕事をしているため、リモートワークでの業態が合っているためだろうと分析している。