今年も残すところあとわずかとなりました。マイナビニュース テクノロジーでは、今年も先端技術にまつわる情報を多数発信してきました。昨今、めまぐるしいスピードで時流が変化している中、分野ごとの話題を振り返ることで、この1年のハイライトをお目にかけられればと思います。

ここでは、マイナビニュース テクノロジーで2017年に掲載された記事の年間アクセスランキングトップ3をお届けします。

第3位 「日産自動車、新型『日産リーフ』を発表」

まず、アクセスランキング第3位は「日産自動車、新型『日産リーフ』を発表」という記事でした。

  • リーフ

    2010年の初代モデルから7年、フルモデルチェンジを果たした日産リーフ。産業機器のランキングでは1位でしたが、「マイナビニュース テクノロジー」で見ると、3位という結果に (記事の一部より抜粋)

ちなみにこの発表は幕張メッセで実施されました。ワールドプレミアということもあり、会場には世界中の記者・カメラマンが集結。日本だけではなく、世界の注目度も非常に高い様子が伺えました。

第2位 「高速電波バーストは異星文明の可能性、宇宙船の動力源か-ハーバード大など」

第2位は、「高速電波バーストは異星文明の可能性、宇宙船の動力源か-ハーバード大など」という記事でした。

同記事は、ハーバード・スミソニアン天体物理学センター(CfA)とハーバード大学の研究チームが発表した、「高速電波バースト」と呼ばれる天文現象が、異性文明の存在証拠である可能性がある、との見解を示したもの。

  • 高速電波バースト

    高度に発達した異性文明の存在を示唆する論文に、衝撃を受けました。まるでSFの世界です (記事の一部より抜粋)

高速電波バーストが、異性文明によるものであれば、帆船のように太陽からの光(電磁波)を受けて進む恒星間宇宙船の動力源であることが考えられるといいます。もしこれが本当なら、太陽系の外から生命体が移動してくる、なんてことも起こり得るのでしょうか。にわかには信じがたい話ですが、もし本当であれば、夢のある話です。

第1位 「緑色なのに『青信号』と呼ぶのはなぜ? - 大学教授に聞いてみた」

アクセスランキングトップは、「緑色なのに『青信号』と呼ぶのはなぜ? - 大学教授に聞いてみた」という記事でした。

同記事では、「信号は緑色なのに、どうして『青信号』って呼ぶの?」という疑問を抱いた読者からの投稿を受け、人間が色を見る(脳内の)メカニズムの研究をしている東北大学 電気通信研究所の栗木一郎准教授に、マイナビニュース編集部が質問した際の回答を記載しています。

  • 青信号

    読者の疑問から生まれた記事がランキングトップとなりました! (記事の一部より抜粋)

栗木氏によると、もともと日本語では緑色の野菜を「青菜」、新緑を「青々とした緑」などと呼ぶ習慣があったことから、緑色の信号灯を青と呼ぶ表現が受け入れられたそう。そこから、日本人の青と緑の区別がいつはじまったか、赤ちゃんはいつから青と緑を判断するようになったのか、などといった色にまつわるさまざまな話が語られました。

以上、2017年の「マイナビニュース テクノロジー」の年間アクセスランキングトップ3を紹介しました。なんと読者の疑問から生まれた記事がランキングトップになるという結果に。これからも、さまざまな先端技術にまつわる情報、および読者の皆さまの疑問を解決できるような情報を発信していきます。2018年も、よろしくお願いいたします。