NTTドコモ(ドコモ)は12月21日、スマートグラス上に投影されているコンテンツを、手の動きで自由な位置に動かしたり、動かしたコンテンツの表示位置に応じて大きさを変えて視聴したりできる「AR ライブ映像視聴システム」を開発したことを発表した。
同社では、手の動きをセンサーで感知して、スマートグラス上に表示されたコンテンツ等を操作できる「空間インターフェース技術」を開発している。AR ライブ映像視聴システムでは、この技術を使うことで、スマートグラス上のライブ映像などのコンテンツを手の動きで自由に動かしたり、動かしたコンテンツの表示位置に応じて大きさを変えたりといったことが可能だ。
スポーツ観戦の場合、実際に試合会場で観戦しながら、選手目線の迫力ある映像などの様々な映像コンテンツを、試合から目を離すことなく、手の動きで切り替えながら楽しむといった使い方ができる。
なお、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会と連携し、2017年12月24日に実施されるラグビートップリーグ「NEC グリーンロケッツ vs NTTドコモ レッドハリケーンズ」戦にて、同システムを体験できるイベント「新体感!みらいスタジアム」を開催。AR ライブ映像視聴システムを活用したコンテンツや、観戦支援アプリ「ラグビー先輩」を活用した試合解説、スタジアムの外でも楽しめるVR高画質VRコンテンツの配信などを実施する。