Ooklaは2017年12月12日(現地時間)、「The World’s Internet Speeds Increased More than 30% in 2017. Are You Keeping Up?」において、インターネット速度はこの1年間で平均30%以上高速化したと発表した。
モバイルのダウンロード速度はこの1年間で平均30.1%、有線のダウンロード速度は平均で31.6%増加しており、全体として30%を超える高速化が実現している。ただし、いくつかの国や地域ではダウンロード速度が逆に遅くなっている。
日本はこの1年で、モバイルにおけるダウンロード速度も有線のダウンロード速度も高速化を実現。前者は23.5%、後者は20.7%のスピードアップとなってており、人口の多い国の成長率としてはどちらも第4位につけている。
日本よりも高速化率が高い国や地域も多いが、日本と比較して人口が少ない国や地域がほとんどだ。また、同じく人口ベースで日本よりも小さい国や地域、または情勢が不安定な国や地域の一部ではダウンロード速度が低下するといった結果を見せている。