内閣府男女共同参画局は、平成29年度(2017)の「女性が輝く先進企業2017」を発表。女性が活躍できる職場環境の整備、推進を率先して取り組む企業を表彰したことを発表した。

内閣府男女共同参画局公式Webページ

内閣府男女共同参画局公式Webページより)

平成11年に施行されている男女共同参画社会基本法は、男女の人権尊重、国際的協調、社会における制度又は慣行についての配慮、家庭生活における活動と他の活動の両立、政策等の立案及び決定への共同参画を柱として、社会全体での男女共同参画を目指している。ワークライフバランスや働き方改革、ダイバシティとも密接に関わる分野でもあり、企業の積極的な実践が求められている。

「女性が輝く先進企業」は役員・管理職への女性登用における方針や取り組み、情報開示に顕著な実績のある企業を表彰するもので、極めて顕著な功績があったと認められる企業に内閣総理大臣表彰、特に顕著な功績があったと認められる企業には、内閣府特命大臣表彰が贈られる。本年度の表彰は以下の通り。

内閣総理大臣表彰

株式会社髙島屋(大阪府)
株式会社東邦銀行(福島県)

内閣府特命担当大臣(男女共同参画)表彰

一般財団法人近畿健康管理センター(滋賀県)
積水ハウス株式会社(大阪府)
日本アイ・ビー・エム株式会社(東京都)
ヒューリック株式会社(東京都)
社会福祉法人平鹿悠真会(秋田県)


首相官邸公式サイトには、髙島屋がトップ主導で女性役員を4年間で倍増した実績、東邦銀行の男性育休取得率100%という目標設定と90%を達成したという実績が、エールを送る安倍総理のメッセージとともに掲載されている。