スマートロボティクスとヤフーは10月3日、スマートロボティクスが開発した民泊用IoTロボット「PAKKUN」と、Yahoo! JAPANが提供する企業向けのIoTプラットフォーム「myThings Developers」を活用した、民泊物件でのロボット活用の実証実験を10月19日より開始すると発表した。
実証実験では「Yahoo!天気」「Yahoo!防災速報」チャンネルを活用したゲストへの天気・防災情報提供や、消耗品の減少感知と通販サイト「LOHACO」チャンネルを活用した消耗品のカートへの自動追加機能、「NETATMO」チャンネルを活用した音量検知による騒音への注意喚起、家電モニタリング+ホスト側での制御機能、ホストとゲストのコミュニケーションを補助する英語→日本語翻訳機能の検証を行う。
実験は12月末ごろまでを予定しており、得られたデータをもとに「PAKKUN」にバージョンアップを実施。年明けよりプレ販売を行い、ロボット型コンシェルジュによる自動チェックインと宿泊台帳記帳機能とスマートロボティクス社製のスマートロックによる鍵の遠隔受け渡し機能を実装した上で、2018年春頃に一般の民泊ホストへの販売を本格的に開始する予定だ。