日本HPは、VR対応のウェアラブルワークステーション「HP Z VR Backpack G1 Workstation」を発表した。ハーネスに装着してバックパックのように背負い、VR空間を自由に動いて没入体験を得ることができるワークステーション。価格は580,000円（税別）で、11月下旬から販売される。

同製品は、人間工学に基づいたバックパック型設計とホットスワップ対応の電源により、制限のない自由な没入体験を提供する。

「HP Z VR Backpack G1 Workstation」

危険な環境、医療訓練、重量やサイズが大きい装置の操作などのシミュレーション体験、仮想的に動き回って見せるウォークスルーを使用しての確認、仮想ショールーム、VR体験などの用途を想定している。

専用のドッキングステーションに装着してデスクトップワークステーションとして利用することができ、VR用オプション製品として、HTC Vive Business Edition Virtual Reality Head Mounted Displayも発売予定。

ドッキングステーションに装着

CPUは インテル Core i7-7820HQプロセッサー (2.9GHz、8MB L3)、メモリは32GB（16GB×2）、 GPUは16GBビデオメモリーを備えるNVIDIA Quadro P5200、OSはWindows 10 Pro (64bit)。サイズは、236.4×60.9×333.5mmで重量は2.60kg。