Dropboxは9月14日、同社が提供するブラウザ上でドキュメントを作成できるツール「Paper」と、米Slack Technologiesが提供するデジタルワークスペース「Slack」との連携を発表した。

Dropboxでは、円滑な協業環境の提供に向けてチームでクリエイティブな作業を共有すると、日々のコミュニケーションとツールが集約されたSlackの連携機能として「Dropbox Paper for Slack」を新たにリリース。Dropbox PaperとSlackとの連携により、コンテンツとコミュニケーションがシームレスにつながり、自分のチームだけではなく社外に向けても常に同じ情報を共有したり、必要な情報を簡単に見つけたりすることが可能になるとしている。

今回の連携により、SlackにPaperのリンクを貼り付けると、ドキュメントのタイトルや文書の冒頭部分、画像の1枚目などが自動的に表示されるほか、ドキュメントの最終更新者と更新日時も確認できるという。

また、Slackのチャットボックスに「/paper new [タイトル]」と入力し、新しいPaperドキュメントを作成することを可能とし、浮かんだアイデアをその場で書き留めておくことで、後から思い出しながらまとめる必要がなくなるとしている。

さらに、Slackのチャットボックスに「/paper [検索語句]」と入力すると、作成済みPaperドキュメントの検索が可能になり、チャット中に過去の情報を調べて、話の背景情報などをすばやく提供できるという。

これらの連携機能は、Slackの外部の企業やユーザーグループと共同作業できるSlackの新しい機能の共有チャンネルでも利用を可能としている。