JetBrainsは7月17日(米国時間)、「What’s New in WebStorm 2017.2 - WebStorm」において、WebStormの最新版となる「WebStorm 2017.2」の公開を伝えた。この新バージョンではwebpackやESLintなどのサポート改善、MochaおよびKarmaのテスト機能向上、JavaScriptおよびTypeScriptの編集に対する新しいリファクタリング機能およびコードスタイルオプションの導入が行われている。
「WebStorm 2017.2」にはwebpackモジュールを理解する能力が追加されており、エイリアスや複数のモジュールを使うといった複雑なwebpack設定を使っている場合でも適切なパスを処理し適したシンボルを提案してくれるようになる。
またリファクタリング機能も強化されており、クラスやグローバル関数、モジュール内変数を別の場所に移動させても関連するすべてのコードを適切にアップデートしてくれるようになった。
JavaScriptにしろTypeScriptにしろ、編集するファイルのサイズが大きくなってきたり、複数のファイルを編集したりする必要が出てくると、コーディングは複雑になりがち。WebStormのような統合開発環境はこうした複雑になった状況で効率のよい開発を継続する上で有益である。30日間のフリートライアルバージョンが公開されており、新機能を試すことができるようになっている。