オプトは7月11日、テクノロジーの力でブランド広告主のデジタルマーケティング活動を支援する「ブランドテックラボ(Brand Technology Lab)」を設立したことを発表した。
同社はこれまで、昨今のテクノロジーの進化によるメディア環境・生活者行動変化により、企業のマーケティング活動におけるデジタル領域への対応はより重要になってきていることを背景に、2015年にブランドコミュニケーション専門組織とエンジニア組織を設置。
2016年には「デジタルブランディングプロジェクト」へと発展させ、デジタルを活用したブランド戦略の立案・実行を支援しきた。
また、インターネット広告の市場規模は2020年までに1兆8500億円まで拡大する見込みで、規模の拡大に比例して企業のニーズも日に日に高まっており、その内容は多様化・複雑化している一方、高度に自動化されたインターネット広告の運用や倫理面の課題も顕在化してきており、品質の管理や向上についても論点になっているという。
このたび設立したブランドテックラボでは、テクノロジーを駆使し、ブランド広告主を取り巻く環境変化への適切なソリューションを提供していく。
特に、ブランド広告主にとっての大きな課題となる「広告表示の透明性」「各種マーケティングデータの取得および統合による効果の可視化」「高品質なクリエイティブ(コンテンツ)の維持」などの課題から重点的に取り組み、企業のブランディング活動のさらなる発展を目指す。