TIOBE Programming Community Indexより抜粋

TIOBE Softwareから、2017年7月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。

2017年7月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Java 13.774%
2 C 7.321%
3 C++ 5.576%
4 Python 3.543%
5 C# 3.518%
6 PHP 3.093%
7 Visual Basic .NET 3.050%
8 JavaScript 2.606%
9 Delphi/Object Pascal 2.490%
10 Go 2.363%
11 Perl 2.334%
12 Swift 2.253%
13 Ruby 2.249%
14 Assembly language 2.240%
15 R 2.105%
16 Visual Basic 2.096%
17 MATLAB 2.009%
18 Objective-C 1.896%
19 Scratch 1.813%
20 PL/SQL 1.545%

7月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

7月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

2017年7月はプログラミング言語「Go」が引き続き割合を増やしてトップ10入りを果たした。登場以降、低迷が続いていたGoだが、2016年の後半ごとから一気にシェアを増加させた。業務用途でGoの採用が続いていると分析する報告もあり、今後トップ10入りが続くかどうかが注目される。TIOBE Softwareではしばらく様子を見てみようと報告している。

先月注目されたKotlin、Elixir、Hackなどはそれぞれ割合を減らしている。こうしたプログラミング言語が今後も増加傾向を続けるかどうかも注目されるポイントとなっている。