シャノンとソフトブレーンは6月15日、マーケティングオートメーション「SHANON MARKETING PLATFORM(SMP)」と営業支援システム(CRM/SFA)「eセールスマネージャーRemix Cloud(セールスマネージャー)」の連携第2弾が完了し、同日より提供開始すると発表した。

多くの企業にとって、売上を拡大する仕組み作りは重要な営業課題となっている。その課題解決に営業支援ツールやマーケティングツールを導入したものの、部門単体における活動の効率化に留まってしまい、結果として営業部門とマーケティング部門の連携が新たな課題となってしまっている企業も少なくない。

このような企業の課題に対し、シャノンとソフトブレーンはマーケティングと営業情報の一元化で戦略的な営業活動が可能になるとの考えのもと、SMPとeセールスマネージャーの連携に取り組み、2017年2月1日のフォーム連携および、リード連携といった第1弾の連携機能提供に引き続き、今回第2弾として連携機能を実装した。

具体的には、SMPとeセールスマネージャー内のキャンペーン情報の相互連携を実現する「双方向連携」に対応。また、SMP上で見込み客のウェブ閲覧履歴や問い合わせなどの行動のログ情報を取得してスコアリングし、その結果、確度の高い見込み客の情報をタイムリーにeセールスマネージャーに反映する「ホットリード(見込み客)連携」を追加した。

さらに、eセールスマネージャーに蓄積された商談・コンタクト情報をSMPにフィードバックする「案件情報連携」、セミナーへの出欠席状況をSMPとeセールスマネージャーの両システム上で管理する「セミナー出欠席連携」を提供する。

これにより、マーケティングと営業の両部門において情報の一元管理だけでなく、相互活用及び具体的な戦術への落とし込みが可能となり、商談履歴に基づいたマーケティング施策の実施や、今すぐアプローチすべき見込み客リストの営業部門への展開など、マーケティングと営業が一体となった戦略的な活動を実現できるという。

価格(税別)は、連携初期設定費用が35万円、「SHANON MARKETING PLATFORM」MAパッケージ料金が月額8万4000円、「eセールスマネージャーRemix Cloud」クラウドが1ユーザーあたり月額6000円、「eセールスマネージャーRemix Cloud」オンプレミス/ホスティングが1ユーザーあたり7万5000円。