Extracting Insight from the Data Deluge Is a Hard-to-Do Must-Do|DARPAより抜粋

fossBytesに6月13日(米国時間)に掲載された記事「HIVE: DARPA Is Building A 1,000-times Efficient Processor With Intel And Qualcomm」が、米国防総省国防高等研究事業局(DARPA; Defense Advanced Research Projects Agency)がIntelやQualcommといったベンダと協力してHIVEと呼ばれる新しい非ノイマン型のグラフ分析プロセッサの開発プロジェクトを進めていると伝えた。電力消費で1000倍の改善を目指すとしている。

DARPAは先週、HIVEプログラム(Hierarchical Identify Verify Exploit Program)を推進するためにIntelやQualcommなど5つのベンダーと協力関係を結んだと発表。8000万米ドル(約88億円)の予算を確保したとしており、向こう4年間半にわたってプロジェクトが進められる見通しとされている。

HIVEプログラムでは大量のデータを効率よく処理するためのプロセッサの開発が取り組まれる。ノイマン型コンピュータは現在のコンピューティングの主流を占めており、今後もさまざまな分野で主流であり続けると見られる。しかし、汎用的である反面特定の用途で最適化はされていない。HIVEはいわゆる用途に特化した特殊なプロセッサということになり、特に大容量データを効率よく処理し分析することを目指している。