中国ファーウェイは6月9日(現地時間)、同社製サーバとスイッチをベースとしたMicrosoft Azure Stack向けのハイブリッドクラウドソリューションを提供していくと発表した。2018年Q1までに提供が開始される予定。

このソリューションは、米マイクロソフトと共同設計したもので、ファーウェイのeSight管理ソフトウェアとAzure Stackを独自に統合することで、Azureとのシームレスなサービスをオンプレミスで展開できるという。また、Azureと同一のアーキテクチャとユーザーインターフェースを使用しているため、ユーザーがクラウド間でアプリケーションをシームレスに展開、管理、移行できるという。

ファーウェイのハイブリッドクラウドインフラは、同社のFusionServerを使用して高密度なアーキテクチャや大容量ストレージを提供。クラウドコンピューティング、ビッグデータ、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)への活用に最適だという。

また、ファーウェイのCloudEngineスイッチによって、10Gアクセスと最大100Gの相互接続を提供する。