プレイドは5月30日、シルバーエッグ・テクノロジーと連携し、同社が提供するウェブ接客プラットフォーム「KARTE(カルテ)」において、ECサイト上で買い物かご(カート)に入れた商品を購入せずに離脱する「かご落ち」を、ポップアップとメールを活用して、ECサイト上でもサイトを離れてからも防げるサービスを発表した。
「KARTE」は、ウェブサイトにコードを埋め込むだけで、来訪者の特徴や行動をリアルタイムに解析し可視化することができ、個々の来訪者に合わせたメッセージ配信などを可能にするサービス。
ECサイトにおいて、カート離脱率(買い物かごに商品を投入後、購入に至らずサイトを離脱してしまう割合)は約70%と言われており、これらのユーザーを買い物客に転換できれば、サイトの売上アップが期待できるという。
今回、ユーザーのシナリオに合わせて、「サイト離脱の直前」「サイト離脱後」「再来訪時」という3つのシーンでかご落ち防止を実現した。
サイト離脱後に対応する「かご落ちフォローメール」機能では、サイト外のユーザーともコミュニケーションが可能になる「KARTE TALK」と、シルバーエッグのリアルタイム・レコメンドメールサービス「レコガゾウ」を組み合わせることで、実際にかご落ちしてしまったユーザーに対してかご落ちした商品をメールでリマインドするだけでなく、ユーザーが興味を持ちそうな新たな商品を、メール開封時にリアルタイムに算出してレコメンドすることが可能になる。
加えて、再来訪時には、かご落ちフォローメールを開封せずに再来訪したユーザーだけに限定して、ポップアップでかご落ち商品を見せることができる。