日通は5月18日、グループ会社であるワンビシアーカイブズと協業し、輸送から保管、電子化、溶解処理まで、一貫したセキュリティ体制の下で一括受託する文書電子化サービス「スマートスキャニング」の販売を開始した。
同サービスは顧客の要望に応じ、「オンデマンド電子化サービス」「フル電子化サービス」2つのメニューを用意した。オンデマンド電子化サービスは、顧客の重要文書を全量預かり、保管し、要求に応じて必要な時に必要な物だけ電子化した上で、WEB上の閲覧ページに掲載するサービス。保管期限切れとなった書類は、エコリサイクル便で運搬、溶解処理する。
一方、フル電子化サービスは顧客の重要文書を全量電子化し、不要書類を整理することで省スペース化やBCP対策を実現するサービスとなり、不要書類はエコリサイクル便で運搬、溶解処理する。同社は、これまでも定時性の高い配送サービスやセキュリティ輸送商品を提供してきたほか、ワンビシアーカイブズは機密性の高い文書やデータの保管・電子化など、情報資産管理事業を展開している。
今後、同社グループは「強固なセキュリティ輸送」と「ニーズに応じた文書電子化サービス」を組み合わせた、高品質なワンストップサービスを提供していくという。