Coltテクノロジーサービスは3月1日、アジアにおける3ヵ年投資計画の一環として、香港で新たに「Colt IQ Networkメトロエリア・ネットワーク」を拡張し、2017年7月から広帯域サービスを開始すると発表した。

現在、特に香港に本社を置く金融機関や企業において、IoTやFinTech、ビッグデータなどに関連する広帯域の需要が増えているという。

同社は、ネットワークの拡張により、オンデマンド・サービスやネットワーク柔軟性に対して要望や急増する帯域需要などのニーズに応えるため、先行している日本やシンガポールと同様に、自社の新規ネットワークを構築し、サービス提供エリアの拡大及び広帯域サービスの提供を実現する。

香港に拡張する新ネットワークは、オプティカル及びイーサネット・アーキテクチャで構成。約80%の商業ビルをカバーし、香港島及びカオルーン東部・西部のビジネス地区などでサービスを提供する。

同ネットワークはSDN/NFV/クラウド・サービス向けに最適化した100Gpbsネットワークであり、東京/シドニー/釜山/シカゴ/ニューヨーク/ロンドン/フランクフルト/パリなどの世界28ヵ国49都市において、エンド・ツー・エンドで高い水準のサービスを提供する。

現在、同社は世界各地の2万4500のビルおよび700のデータセンターを接続するネットワークの拡張を計画しており、グローバルなサービス提供と共にローカル各地でのスペシャリストによるサポートを必要とする法人顧客の厳しいニーズに応えていく。