ジャパンショッピングツーリズム協会は2月1日、J&J事業創造、東京空港交通、NEC、ホテルオークラ東京と共に、訪日外国人へのICTを活用したおもてなしサービスの実証実験を六本木・虎の門エリアで実施すると発表した。

今回の実証では、訪日外国人は自ら登録するパーソナルデータ(母国語、アクセシビリティ、食の禁忌、旅券情報など)と交通系ICカードを連携させ、おもてなしを受けたいサービスを選択する。

ホテル・レストラン・小売などのサービス事業者は、訪日外国人から提供されたパーソナルデータに基づき、各自に適したおもてなしサービスを提供する仕組みなどを検証する。

訪日外国人を対象としたICTを活用したおもてなしサービスの実証実験の概要

具体的には「訪日外国人のパーソナルデータ登録」「バス利用客のパーソナルデータのホテルへの伝達」「スムーズなホテルチェックイン」「レストランでの食の禁忌や好みに応じたサービス提供」「免税手続きの効率化」「「IoTおもてなしクラウド」との連携支援」について実証が行われる。