fossBytesに2016年12月29日(米国時間)に掲載された記事「Microsoft Is FINALLY Planning To Kill Automatic Windows 10 Updates」が、Windows 10 Insider Build 14997のエンタープライズ版にWindows 10の自動アップデート機能を一時停止する機能が導入されていると伝えた。
Microsoftは、Windows 10について、アップデートの提供を無償で続けるバージョンと位置づけており、基本的にユーザーは常に最新版へのアップデートが求められる。今回のInsider Buildに登場した機能はこのアップデート機能を一時的に停止するためのもので、最大で35日間Windows Updateを停止することができるとされている。ただし、この機能を有効にしておいてもWindows Defenderセキュリティアップデートは継続するとしている。
この一時停止機能を利用することで、アップデート版の安定性や動作の具合を試験用の環境やほかのユーザーの反応から調べることができ、常に安定した環境での動作を求める企業ユースにおいて活用しやすいものと見られる。今後、この機能がホーム版やプロ版にも導入されるかどうかはわからないとされている。