GMOクラウドは12月7日、英Marmalade Technologiesより、クロスプラットフォーム対応のSDK(ソフトウェア開発キット)「Marmalade(マーマレード)」の独占的使用権を11月24日に譲受したと発表した。
Marmaladeは、iOSやAndroidなどのネイティブアプリからWebブラウザアプリまで、さまざまなプラットフォームに対応したクロスプラットフォームSDK。単一のソースコードでiOSやAndroidといったモバイルプラットフォームへのアプリ移植を行えるため、開発の手間と時間を格段に節約できるとして、これまでに世界151カ国で提供されている。
GMOクラウドでは、2015年7月1日より、Marmaladeのライセンス提供を受け、国内のゲーム開発者向けに販売しているが、今回、Marmaladeより「Marmalade」の独占的使用権を譲り受けることとなった。
今後は、同ツールの国内外への販売に加え、開発者にとって利便性の高い新機能の開発も行っていく。また、国内外に向けた販売や問い合わせ対応(サポート)も強化することでMarmaladeの普及を図り、ゲーム・アプリ開発市場のさらなる発展を支援していくという。