NTTレゾナントは10月4日、AI型ECサイト内検索ソリューション「goo Search Solution」において、商品データベースの作成を支援する機能を提供開始した。
今回提供する機能は、商品に自動的に付加情報(タグ)をつける「オートタギング機能」と、商品登録の際に適切なカテゴリーを提示する「カテゴリー推薦機能」。これにより、EC事業者は、商品のカテゴリー分類の手間を軽減でき、ユーザーが商品検索しやすいデータベースを効率的に作成できるという。
オートタギング機能
ECサイト内の商品に対して、自動で「バッグ」「花柄」「かわいい」といったタグを付与する機能。商品データやカテゴリー情報を自己学習することにより、商品紹介文やレビューなどのデータから、当該商品に関した適切な単語を自動的にピックアップしタグを付ける。
また、オーガニック検索結果から商品ページへユーザーの直接流入が増えていることを受け、EC事業者にとってSEO対策の強化も重要になっているという。オートタギング機能により適切なタグページが生成されるため、SEO対策につながりユーザーの流入数、検索ワードのヒット率が向上するという。
カテゴリー推薦機能
ECサイト内の商品が「ジャケット」「スカート」など、どのカテゴリーに分類するべきかを推薦する機能。商品名や商品説明文から適切なカテゴリー情報を自動で検出し、付与する。これにより、EC事業者にとって、手間のかかる日々の大量な商品登録作業の手間や運用負荷を軽減できるとしている。また、ユーザーが自由に商品を登録するマーケットなどでは、ユーザーが簡単に適切なカテゴリーへ登録できるよう、サポートすることも可能。