Googleは9月29日(米国時間)、「Official Google Cloud Blog: All together now. Introducing G Suite.」において、Gmail、Google Docs、Google Drive、Google Calendar、Google Hangoutsなどまとめたオンライン・オフィススィート「G Suite」を発表した。これまで「Google Apps for Work」の名称で提供してきたサービスをリブランドした形になっている。
IT業界で躍進している企業の中には積極的に在宅勤務を採用している企業が多い。特に開発者や営業窓口を世界中に抱えるようなIT企業では1カ所のオフィスに従業員が勤務することは現実的ではなく、遠隔からの業務参加が現実的な選択肢となる。どのように業務管理を行うかは難しい課題だが、クラウドサービスやソーシャルネットワークサービスを活用することでこうした課題をこなすことができる。
「G Suite」ではこれまでGoogleが提供してきた業務に必要になるアプリケーションをオンラインで提供するとともに、これまでよりも従業員間での情報共有に主眼を置いたプロモーションを展開している。在宅勤務ではいかにほかの従業員や管理職と情報を共有するかが重要になる。