ベリタステクノロジーズは9月15日、Veritas TechnologiesとRed Hatが、OpenStack上で稼働するビジネスクリティカルなエンタープライズアプリケーションをサポートするために協業することを発表した。
両社は、Red Hat Enterprise Linux と Red Hat Virtualizationの環境における事業継続性、ストレージ管理、データ保護ソリューションについて、技術連携の経験と実績を重ねてきたが、これらを生かし、OpenStack上のアプリケーションやワークロードに対して、予測可能なサービス品質を提供するという。
Red Hat OpenStack Platform は、オープンソースのOpenStackに、クラウド環境に求められる高度な機能を追加したIaaS(Infrastructure-as-a-Service)ソリューション。本番環境で使用可能なクラウド環境を実現するために、Red Hat Enterprise Linuxの実績のある基礎に、Red Hat OpenStackの技術を統合している。
今回の協業により、Veritasのストレージ管理技術、ダイレクト・アタッチト・ストレージ(DAS)、Red Hat OpenStack Platformの3つを組み合わせ、可用性と拡張性の高いOpenStackのIaaS基盤を構築することができるとしている。