三菱倉庫は8月17日、同社現地法人のインドネシア三菱倉庫が、ジャカルタ特別州の東側に隣接する西ジャワ州ブカシ県に物流用地の使用権を取得し、配送センターを建設すると発表した。
敷地面積は約169,800平方メートル、延床面積は約18,000平方メートルで、今年の10月に着工、竣工は平成29年7月を予定している。
同社は、平成5年からジャカルタ特別州の西側に位置するバンテン州所在のタンゲラン倉庫において保管を中心とする物流サービスを提供してきたが、成長著しいインドネシアにおける旺盛かつ多様な物流需要に対応するため、物流拠点の増強を図ることにしたという。
新たに建設する配送センターは、定温庫及び保冷庫を備え、食品等の温度管理物流にも対応。セントラルキッチンとしても利用可能な多用途フロアを設けているという。また、太陽光発電、LED照明、非常用発電機を備えている。
同社は今後も経済成長が見込まれる同国で、ロジスティクス事業の拡充に注力していくという。