コンテックは8月2日、FLEXLAN FXシリーズの最上位機種で無線LANアクセスポイント(AP)である「FXA3200」の販売を開始した。価格はオープン。

「FXA3200」

新製品は、FLEXLAN FXシリーズの最上位モデルとなり、無線LAN規格の802.11acに準拠し、3ストリーム(3×3 MIMO)で最大1300Mbps(理論値)の通信を可能とした。

5GHz帯(11ac/n/a)と2.4GHz帯(11n/b/g)の同時使用が可能で、IEEE802.11ac/n/aではW52(36、40、44、48ch)/W53(52、56、60、64ch)/W56(100、104、108、112、116、120、124、128、132、136、140ch)の19チャネル、IEEE802.11n/gでは1-13ch、IEEE802.11bでは1-14chを使用できる。

また、ACアダプタ(別売)やPoE給電を使用したLAN(UTP)ケーブルによる電源供給に対応し、WPA2/WPAやWEPと併用可能な独自暗号化技術WSLを搭載。さらに、仮想的なネットワークを構築するためのVLAN機能や、1台のAPに仮想的な複数のAPとして動作させ、異なるセキュリティ設定が行えるVAP機能を搭載している。

加えて、設定管理がWebブラウザから容易に行えるほか、FTPやSDカードでのファームウェア更新など、システムや運用に合わせて多彩なメンテナンス方法を提供。そのほか、SNMP(Simple Network Management Protocol)対応のネットワーク管理ソフトウェアによるネットワーク管理を可能とし、MIB(Management Information Base)II、プライベートMIBに対応している。