7月13日(現地時間)、MicrosoftはDeveloper Assistant for Visual Studioをアップデートし、C++への対応を発表した。Developer Assistant for Visual Studioは、コードスニペットやサンプルコード、プロジェクトをVisual Studioから利用できる。2015年4月にはBing機能の組み込みや、GitHubとの統合などの機能拡張を経て、APIアシスタントやプログラミング タスクアシスタント、コンパイラエラー アシスタントなど開発者の補助ツールとして親しまれてきた。

今回のアップデートに伴い、サンプルコードやGitHubなどのプロジェクト検索、Bingによる文脈検索などを用いることで、約4,300万ものC++サンプルコードが参照可能。Microsoftによれば、既存機能を含めた検索結果を踏まえると約6,400万となった。例えばDirect3Dに関するC++コードを参照する場合は、Visual Studioの検索機能を使用し、IDEブラウザー内でMSDNまたはGitHubからC++コードスニペットとサンプルコード、プロジェクトを探し出す。

MSDNやGitHubからC++コードを検索している状態。検索対象はStack Overflowやcppreference.com、cplusplus.comも選択できる(公式ブログより抜粋)

サンプルコードはインテリセンスからも検索と引用が可能。また、エディター内で関数などを選択し、コンテキストメニューからBing検索も実行できる。

阿久津良和(Cactus)