Boxは6月9日、日本を含むアジアと欧州でデータ保存の選択肢を企業に提供するサービス「Box Zones」を発表した。

具体的には、アマゾン ウェブ サービス(AWS)とIBMクラウドを利用することにより、日本、ドイツ、アイルランド、シンガポールにおいてBoxのコンテンツの保存が可能になる。

これにより、各国で企業に求められるデータ保存の必要条件に対応しつつ、重要なコンテンツの一元管理と生産性の向上を支援する。

Box Zonesは、Boxの現代的なコラボレーション機能(文書の電子透かし、きめ細やかな認証管理、コメント機能およびタスク機能、広範なファイルプレビューなど)や、Office 365やSalesforceなどのツールとの緊密な統合を損なわないという。

日本では。Amazon S3を利用し、8月中に提供開始予定。また、IBMクラウド経由では、欧州とアジアで2017年内に利用可能になる予定となっている。