Visual Studioエンジニアリングチームは5月9日(米国時間)、「Visual Studio April 2016 Release」において「Visual Studio Code」の2016年4月版を公開したと伝えた。Visual Stuidioエンジニアリングチームは初のメジャーリリースバージョンVisual Studio Code 1.0を公開した後、1カ月ごとに最新版を公開すると発表。今回がその最初のバージョンになる。
Visual Studio Code 2016年4月版における主な改良点は次のとおり。
- エディタ枠をダブルクリックすることで素早くリサイズする機能を追加
- 最後にクローズしたファイルを再び開くためのショートカットキーを追加
- エクスプローラやコマンドパレットからターミナルを開いた場合に指定したシェルを実行する機能を追加
- 大規模文字列や配列のデバッグ検証中におけるパフォーマンスの向上
- 深いコールスタックをデバッグする機能を追加
- Node.js関連のサポート向上
- 言語サービスプロトコル2.0サポート向上
- いくつかの新しいAPIの追加
WindowsおよびMac OS Xを使っている場合、自動アップデート機能が有効になっていればアップデートを促すプロンプトが自動的に表示されると説明がある。今後、月に1回のペースでアップデートの提供が予定されていることから、自動アップグレード機能を有効にしておくことでより効率的にアップデートを実施できると思われる。