バッファローは4月27日、ネットワークオーディオユーザー向けにセレクトしたスイッチングハブ・LANケーブルのセット「BS-GS2016/A」を5月下旬より発売すると発表した。価格はオープン。

「BS-GS2016/A」

新製品は、ネットワークオーディオ向けにセレクトされたギガビットイーサネット対応スイッチングハブ「BS-GS2016」(オーディオ向けに事前設定済)とLANケーブル「HA-C1AE20」のセット。

16ポートの法人向け業務用スマートスイッチの下段8ポートのみを有効にし、上段8ポートは通信を遮断する設定で出荷される。不使用になる上段ポートには、ホコリの混入を防ぎつつ取り出しやすいスイングタブつきのダストカバーを装着している。

また、床置きを前提としているためインシュレータと、取り付けネジ(3点支持・4点支持に対応)を添付。放熱効率性を有する金属筺体を採用することにより、可動部分を排除し信頼性と静音性を実現するファンレス化を実現しているという。

本体には1.5MBの大容量パケットバッファを搭載しており、安定したデータ転送を行うことができるほか、業務使用を前提に法人向け製品の品質基準で独自の回路設計を行っている。開発段階で厳格な部品選定基準を適用しており、スイッチングハブ部分は3年保証を実現。電源は本体に内蔵し、3PのIECインレットを採用。付属の電源ケーブルにはトラッキング防止加工済み品を導入している。

一方、LANケーブルは単線導体を使用し、カテゴリー7仕様準拠のエイリアンクロストークを押さえる二重シールド構造を採用。表皮にはメッシュ加工を施し、絡みづらく曲がりやすくすることで、使い勝手の良さを実現している。

コネクター端子接点には通常LANケーブルの3倍、厚さ3μmの金メッキ加工を施し、グラウンド部は側面だけでなく裏面まで金メッキ加工パーツで覆い機器のシールドへのコンタクトを確保。専用設計のプラグはツメが折れない仕様としている。