ジャパンシステムは4月26日、観光案内や施設案内をサポートするICTサービスである「Japan Indoor Map(ジャパンインドアマップ)」β版を公開した。新サービスは、無料で利用できる。

同サービスは、駅や空港、デパート、ショッピングセンター、家電量販店などの屋内地図と施設内目的地までのルート案内を提供するアプリケーション・サービス。

銀座・有楽町、新宿、お台場などエリアごとの屋外地図上に施設位置を表示し、住所や営業時間など施設情報も表示する。目的の施設を選択すると屋内地図を表示し、施設内目的地までのルート案内も行う。

また、同サービスでは主要駅や空港、首都圏を中心としたデパートなど87施設の情報を提供。日本語のほか、訪日外国人を対象に中国語コンシェルジュや免税店情報など、中国語(簡体字・繁体字)や英語でも提供する。

施設検索は、利用者がしたいこと(目的)からも検索できるという。同社は、同サービスを含むLBS(Location-based Service)を新規事業として推進しているといい、今後は屋内位置情報における技術検証を進めていく方針だ。