サイバーエージェントのアド・テクノロジー商品の開発を行うアドテクスタジオは3月4日、CAリワードが提供するリワード・ネットワークである「CAリワード」において、スマートフォン向け広告配信サービスである「MYOUO (ミョウオウ)」を提供開始した。

従来のリワード・ネットワークでは、ゲーム・アプリやポイント・サイトなどのスマートフォン・メディアに成果報酬型広告を掲載する際に、広告の種類や訴求内容に関係無く同一フォーマットとなっていたり、同じ広告が高頻度で掲載されたりするなど、配信技術が十分に整っていない状況だったという。

新サービスは、このような問題を解決するために提供開始したとのこと。この利用により、メディアの広告掲載枠や広告の種類、ユーザー情報などに応じた最適なアド・フォーマットにおいて広告の掲載が可能になるとしている。

また、メディアの広告掲載枠などの情報に加え、CAリワードが保有するクリック・データや、成果データなどの広告配信ログ・データを分析するデータ分析基盤を備えているといい、これを基にCAリワードのデータ・サイエンティストが独自分析を行うことで、ユーザーが申し込む確率の高い広告案件を優先的に掲載できるという。 これにより、スマートフォンでの高収益な広告配信を図り、収益向上に貢献するとしている。