LINEは2月29日、CtoCフリマアプリ「LINE MALL」のサービス終了を発表した。

LINE MALLは2013年8月のカンファレンスで新サービスとして発表され、同12月にサービスを開始。その後、出品・販売手数料の無料化サービスの多角化などを進めていた。

同社はサービス終了の理由について、「LINEフラッシュセール」や「LINEトリップバザール」といったBtoCの販売事業に注力し、CtoCからは撤退という方針に基づくものとしている。

今後、3月15日に一部のサービスを停止し、会員登録や商品の検索・閲覧、新規取引(購入・出品)ができなくなる。5月31日には、完全にサービスを終了し、アプリの新規ダウンロードも不可能となる。サポートについては、サービスサポートが5月31日、売上金振り込みに関するものが2017年5月31日に終了する。個人情報については、最終ログインから6カ月以上アクセスがない場合に自動削除されるほか、それ以前に自ら削除を希望する場合は、アプリ内から自身で削除可能となる。

CtoC取引サービスとしては、最大手のYahoo!オークションのほか、「メルカリ」や「フリル」、楽天の「ラクマ」などがある。