インフラジスティックスは10月27日、Web/モバイル/デスクトップそれぞれのプラットフォームに対応する統合開発コンポーネントスイートの最新版「Infragistics Ultimate 2015 Vol.2 日本語版」の提供を開始した。

今回のリリースでは、Android対応コントロールの正式出荷を開始し、TypeScript、AngularJSといった最新のWeb開発技術に対応するJQuery/HTML コントロールやWPF、Windows Forms対応コントロールの機能拡張が行われている。

Android コントロールについては、Java、C#(Xamarin.Android)で利用できるデータ チャート、円チャート、ラジアル/リニア ゲージなどモバイル環境に対応するデータ視覚化コントロールを提供。

WPFコントロールについては、ビジー・インジケーターを提供開始するとともに、データチャート、スプレッドシート、データグリッドなの既存コントロールの機能拡張が行われた。

WPFに追加された新たなコントロール「ビジー・インジケーター」

Windows Forms コントロールについては、 データ チャート、ピボット・グリッドの機能拡張が行われたほか、WPFで提供しているスプレッドシート・コントロールのWindows Formsへの移植が行われた。

Windows Formsでは通知機能が強化された

ラインアップは「Infragistics Professional 2015 Vol.2」と「Infragistics Ultimate 2015 Vol.2」の2種類が提供される。

「Infragistics Professional 2015 Vol.2」の1開発者当たりの価格は、通常サポート付き購入価格が16万8000円、通常サポート付き更新価格は8万4000円、プライオリティーサポート付きの購入価格は21万8000円、プライオリティーサポート付き更新価格は10万9000円(いずれも税別)。

「Infragistics Ultimate 2015 Vol.2」の1開発者当たりの価格は、通常サポート付き購入価格が19万8000円、通常サポート付き更新価格は9万9000円、プライオリティーサポート付きの購入価格は24万8000円、プライオリティーサポート付き更新価格は12万4000円(いずれも税別)。

上記の価格には、いすれも初年度のサブスクリプション費用が含まれており、次年度以降は初年度の半額で更新できる。