イデーは、プロダクトデザイナー・林剛志氏による廃棄瓦を用いた作品展「Kawara: Tsuyoshi Hayashi exhibition」を開催する。会期は10月29日~11月10日 11:00~21:00(日曜・祝日は20:00まで)。開催場所は東京都・千代田区丸の内のデリエ イデー(新丸ビル4F)。観覧無料。
同展は、工場で大量生産された瓦のうち品質検査で不良と選別された"廃棄瓦"を、プロダクトデザイナー・林剛志氏により新たなプロダクトとして蘇らせた作品の展示会。今年8月にイデーショップ 東京ミッドタウン店にて実施された展示が、装いも新たに新丸の内ビルディング(新丸ビル)4Fにあるギフトショップ「デリエ イデー」にて開催されるもの。
不良とされた瓦から傷ついたところだけを切り取り、一定のサイズに切り揃えられた瓦が棚板として収まるようにデザインされた「kawara Shelf」と、瓦を座面として再利用した「Kawara Bench」が、実際の廃棄瓦とともに展示されるということだ。
なお、林剛志氏は1979年生まれ、名古屋市出身。2007年、 Design Academy Eindhovenに入学。 ピート・ヘイン・イークでのインターンの後、卒業制作として「Kawara Bench」を発表。2013年、オランダにstudio tsuyoshi hayashiを設立後、ケルン国際家具見本市"D3 Design Talents"、iF concept design award、ベルギー Biennale Interieur "the Interieur Awards 2014" など、ヨーロッパ各国にてデザイン賞を受賞。コニカミノルタと雑誌「Pen」とのコラボで開催されたアートコンペ「KONICA MINOLTA ソーシャルデザインアワード 2015」にて、イデー協賛社特別賞を受賞。