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IEEE Spectrumチームは7月20日(協定世界時)、「The 2015 Top Ten Programming Languages - IEEE Spectrum」において、2015年におけるプログラミング言語人気ランキングトップ10を発表した。IEEE Xploreデジタルライブラリ、GitHub、CareerBuilderなど10のソースから得られたデータを12のメトリックスで整理したもので、48のプログラミング言語がさまざまな側面から評価されている。
発表されたトップ10は次のとおり。
- Java
- C
- C++
- Python
- C#
- R
- PHP
- JavaScript
- Ruby
- Matlab
特に注目されるのは6位にRが入った点。JavaからC#までの上位5位は前年から順位の変更はないが、Rは2014年の9位から6位へと大きく順位を上げている。IEEEメンバーの関心がビッグデータの処理に向いていることの現れと見られる。
IEEE Spectrumのプログラミング言語人気ランキングは主にIEEEのメンバーに関心が高い内容に高い重み付けがなされる傾向がある。Tiobe Programming Community Indexのような検索エンジンからのデータをベースとした人気づけはWebに出回る情報をベースとするため、IEEE Spectrumのランキングとは一部異なる傾向を見せている。Rは検索エンジンベースのランキングでも順位を上げており、ビッグデータ処理に関する関心が高まっていることがわかる。