東京モノレールは7月16日、現在運行中の車両「2000形」1編成(6両)のデザインをリニューアルして7月18日より運行すると発表した。そのほかの「2000形」「1000形」もデザインをリニューアルする予定。

同社は昨年、開業50周年を迎えるにあたり、過去に運行していた100形、500形、1000形旧塗装を再現した車両を「ヒストリートレイン」と称して運用するとともに、新型車両1000形を導入した。今回、新たな50年のスタートとして、2000形についてもデザインをリニューアルしたという。

車体外装部分(エクステリアデザイン)は、沿線の特徴である豊かな緑をイメージしたグリーン、空と水をイメージしたスカイブルーを採用。白い車体のアクセントカラーとしてブロック状に配置することで、独自性の高いデザインとし、ホームで待っている乗客が新しいデザインの車両であることがわかるよう、配慮したデザインとなっている。

新型車両2000系1編成(6両)の車体外装部分

車体内装部分(インテリアデザイン)は、新型車両1000形のイメージを踏襲し、座席の生地にも同じものを採用している。床は座席の生地の色に相性の良いブルー、グリーン系の色が入った暗めの色合いを採用し、現在のイメージを一新するデザインとなっている。また、乗降口端部などには周囲の床の色とのコントラストを確保している。

新型車両2000系1編成(6両)の車体内装部分